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視力回復コラム

2025/11/12 視力回復コラム

視力は回復するの?近視の仕組みと視力低下・改善のポイント

「視力は元に戻るのだろうか?」
「近視は遺伝だから、どうしようもないのでは?」
「このまま視力が落ち続けるのでは…と不安」

こう感じている方は、とても多くいらっしゃいます。眼科で「近視は治らないのでメガネで矯正しましょう」と言われると、その一言で“仕方がないもの”と受け止めてしまいがちです。しかし、視力が低下する背景には必ず理由があり、その要因にアプローチできれば、視力の向上が期待できるケースもあります。

このコンテンツでは、視力回復を考えるうえで押さえておきたい

  • 近視が起こるメカニズム
  • 視力低下を進めてしまう原因
  • 視力回復が見込めるケース・難しいケース
  • 日常で取り入れられる改善アプローチ

について、順を追って整理していきます。


近視のメカニズムとは?視力が落ちていくプロセス

ピント合わせを担う水晶体と毛様体筋の働き

部位名称 役割・特徴
水晶体
(すいしょうたい)
目の中にあるレンズで、この厚みを変えることにより、カメラでいうオートフォーカスの機能を持っています。
毛様体
(もうようたい)
水晶体の厚みを変化させ、調節を行っています。
※近視の進行や視力回復に深く関わる筋肉です。
角膜
(かくまく)
目全体の光を曲げる作用の2/3を担っています。
網膜
(もうまく)
角膜から入ってきた光を感じて像を結ぶ、カメラでいえばフィルムに相当する部分です。
瞳孔・虹彩
(どうこう・こうさい)
しぼりの役目をしており、目の中に入る光の量を調節しています。
硝子体
(しょうしたい)
透明なゲル状の組織で、目の形を保っています。
外眼筋
(がいがんきん)
目を上手にバランスよく動かしています。片目に6本ついています。
視神経
(ししんけい)
網膜でとらえた映像を脳に送る役割をしています。
黄斑部
(おうはんぶ)
網膜の中心で、視力にとってとても大切な場所です。
強膜・脈絡膜
(きょうまく・みゃくらくまく)
眼球の外側を保護する膜や、栄養を送る血管の膜です。

正常な目の場合 遠くを見ている時

毛様体筋はゆるみ、水晶体は薄くなっている

毛様体筋はゆるみ、水晶体は薄くなっている

正常な目の場合 近くを見ている時

毛様体筋の押し上げ(緊張)で、水晶体は暑くなる

毛様体筋の押し上げ(緊張)で、水晶体は暑くなる

毛様体筋ものを見るとき、目の中では「水晶体」と「毛様体筋」が連動して、ピントを合わせています。遠くを見るときは毛様体筋がゆるんで水晶体が薄くなり、近くを見るときは毛様体筋が縮んで水晶体が厚くなります。

ところが、近くを長時間見続ける生活が続くと、毛様体筋が常に緊張した状態になり、次第にこわばって動きにくくなってしまいます。このピント調節筋がこってしまった状態が、仮性近視(かせいきんし)=調節機能の乱れによる見えづらさです。

仮性近視が続くと屈折性近視へ進行する

毛様体筋のこりが慢性化すると、肩こりのように筋肉が硬くなり、水晶体の厚みをうまく変えられなくなります。その結果、遠くにピントが合いにくくなり、屈折性近視へと進んでいきます。

毛様体筋の緊張状態がゆずまず水晶体は厚いまま

毛様体筋の緊張状態がゆずまず水晶体は厚いまま

メガネ・コンタクト矯正と近視進行の関係性

メガネ・コンタクトの矯正により、屈折率を変えてピントを調整

メガネ・コンタクトの矯正により、屈折率を変えてピントを調整

遠くを見るためにメガネやコンタクトで視力を矯正すること自体は、日常生活に必要な大切な手段です。ただし、度数が強すぎる状態で近くばかり見ていると、毛様体筋への負担が増え、近視進行の一因になると言われています。

とくに注意したいのは、次のような習慣です。

  • 実際の視力より強めの度数で矯正している
  • コンタクトレンズを長時間つけっぱなしにしている
  • メガネを外さずに近距離作業を続けている

軸性近視とは?眼球そのものが長くなるタイプの近視

目が変形し、焦点が合わなくなった状態

目が変形し、焦点が合わなくなった状態


近視が進んでいくと、眼球の奥行き(眼軸)が物理的に伸びてしまう軸性近視に移行する場合があります。眼軸が長くなることでピントが網膜上で合わず、強度近視へとつながりやすくなります。

軸性近視には、次のような特徴があります。

  • 遺伝的な体質が関わることもあるが、生活環境による影響も大きいとされている
  • 一度伸びた眼軸は、元の長さには戻りにくい

視力低下を招く生活環境の変化

過度の矯正をしたまま、近くを見ている状態

過度の矯正をしたまま、近くを見ている状態

現代の生活スタイルは、視力にとって負担になりやすい要素が多く含まれています。

  • 仕事や学習での長時間のパソコン作業
  • スマホの常用・SNSや動画視聴による近距離での使用時間の増加
  • ゲーム機やタブレット端末を使った長時間の近業
  • 目を休める時間が少なく、酷使が続きやすい生活リズム

視力低下の主な要因とは?現代人に多い“目を酷使する習慣”

近くの画面を見続ける時間が長い

スマホ・パソコン・タブレット・ゲームなどを、顔の近くで長時間見続けると、毛様体筋が常に働き続ける状態になり、こりやすくなります。その結果、視力低下が進みやすい土台ができてしまいます。

コンタクトやメガネの度数が強すぎる

近距離作業を強い度数のレンズで行うと、ピントを合わせるために調節筋が過剰に働き、目の負担が大きくなります。その積み重ねが、近視進行のリスクを高める要因になります。

休む時間が少なく、目の機能が回復しない

睡眠不足や慢性的なストレス、瞬きの減少なども、目の疲労につながります。目をしっかり休ませる時間が取れない状態が続くと、ピント調節機能が低下しやすくなります。


視力は回復できる?改善が見込めるケースと難しいケース

改善が期待できるケース(可逆的な視力低下)

次のようなケースでは、視力の改善が見込めることがあります。

  • 毛様体筋のこりや疲労が主な原因になっている
  • 長時間の近業による一時的な調節機能の低下

このような仮性近視の場合は、目にかかる負担を減らし、調節機能を整えるケアを行うことで、視力が戻る余地があるタイプです。

回復が難しいケース(非可逆的な視力低下)

  • 眼軸が伸びてしまった軸性近視(眼軸伸長タイプ)
  • 遺伝的要素が強く関与している近視

眼球の形そのものが変化している場合は、構造上の問題が大きいため、視力を元どおりにすることは難しく、近視の進行をできるだけ抑えることが主な目的になります。


視力回復を目指すうえで大切なこと|毛様体筋のこりをほぐす

「視力回復のトレーニングを試したけれど、あまり変化を感じなかった」という声もよく耳にします。その背景には、すでに毛様体筋が固くなっており、筋肉自体がスムーズに動きにくい状態でトレーニングをしているケースが多くあります。

視力回復に取り組むうえでの出発点は、

・こり固まった毛様体筋をほぐし、ピント調節機能を働きやすくしてあげること

です。強い肩こりの状態でいきなり筋トレをしても効率が悪いのと同じで、まずは「こりをゆるめる」という段階が非常に重要になります。


超音波治療器という選択肢|視力回復を支える医療機器

超音波治療器の主なポイント

  • 微細な振動によって毛様体筋をマイクロマッサージする
  • 眼球深部に働きかけ、血流や新陳代謝の活性化をサポートする
  • 医療用具として認可を受けており、安全性・有用性が認められている

硬くなってしまった筋肉を“無理に動かす”のではなく、まずやさしい振動でほぐし、視力回復の土台づくりを行うための機器といえます。

使用前に確認しておきたいポイント

  • 眼病の疑いがある場合や不安な症状がある場合は、事前に眼科専門医の診察を受ける
  • 自己判断のみで過度な使用を行わず、説明書や専門家のアドバイスに沿って利用する

視力回復・視力維持を考えている方へ

視力は、その人の状態や原因によって、改善が期待できるケース構造的に回復が難しいケースに分かれます。ただ、多くの方に共通する「目の酷使による機能低下」や「毛様体筋のこり」は、生活習慣の見直しや適切なケアによって変えていける部分でもあります。

まずは、今の目の使い方や環境を振り返りながら、必要に応じて専門的なサポートや医療機器も取り入れつつ、目にかかる負担を少しずつ減らしていくことが大切です。


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